2009年4月29日水曜日

article9

久しぶりの更新となります。
ご承知の通り、この間日本共産党も参加している市民にやさしい会から淡路市長選挙(4月26日投開票)に松原幸作氏と共に奮闘して参りました。結果は当選ということには至りませんでしたが、告示2週間前に立候補を表明され、短い準備期間ではありましたが、街頭やビラなどで政策を訴え、投票者の5人に1人(20%)の得票を得たことは重要だったと思います。現市政に対するNOの声が全体では約50%近くもあったということについて、現市長は厳粛に受け止めて市政運営していただきたいものです。
 選挙投票日には、松原幸作陣営の開票立会い人として開票にも参加しました。みなさんの意思表示の一票一票をもっとも間近で見るという経験もなかなかできるものではないですね。
 
この間経験したことを、そしてこの半数近くの市民の切実な声を市政に届けていくよう私も全力を尽くしたいと再度pump up させられました。
 

さて本日ですが、洲本のビバホールにて 淡路9条の会主催で小森陽一さんの講演会を拝聴してきました。小森さんは東大大学院の教授であり日本文学者。格差と貧困と平和憲法というテーマでお話いただきました。

憲法9条の重要性はもとより、一方でのなんとしても憲法9条を改憲し、日本を世界で戦争のできる国にしたい勢力の動き、手法、戦略などなど様々な角度、見方で紹介されておもしろかったです。

小森さんのお話の中での、情報操作にも関する、マスコミのメディアジャック。これは僕もまあ良くある手法かとおもっていたが、先日のくさナギ君の事件もなにか絡んでいるとの見解は非常に興味がある。彼のニュースが先行し、新聞やテレビで報道されなかった『23日に自・公両党が衆議院本会議で「海賊対処」派兵法案の採決を強行した件。』
なるほどそういった見方もいわれなければ気がつかない。メディアに受身ではダメですな。

我々も能動的に行動していかなくてはいけないのは、
戦争=一部の人が利権をえる為の道具にしかすぎない。その為に人の命やくらしは無視し、民衆をいかに欺くかだ。ということを広く世にしらせていくことが必要だと。ほんとに一部のものが金でヒエラルキーをつくり、そして、最下層の人を操り、戦争でまた儲けをつくりだすというしくみ。これを世にしらせることが、我々人類の権利と命を守り、地球環境を守り、そして人類に未来を残していくことである。その為に憲法9条をもつ日本がしっかりと世界の魁として態度をしめしていかなければならない。
その立場でこれらの運動を広めていかなければ。

講演会の全体の流れですが小森さんのお話の前には淡路市母親クラブのママさんと子供たちのダンスがありました。この子供達がわいわい元気に踊って過ごせるような平和な世界にしていかねばという小森さんの願い熱く伝わりました。

2009年4月10日金曜日

ルールとモラル

今日の新聞の記事で「中学生のフットサル大会 6連続オウンゴール」という見出しが目を引いた。


予選リーグ戦の順位をだした後にトーナメント方式のどの枠に入るかを決めるやり方の中で、最終トーナメントでいかに強豪チームと当たりにくくする方法を取った為なのだが、教頭先生・コーチが指示をだしていたとのこと。審判からも注意がでたり、相手チームからも没収試合にしてくれとのクレームがついたが、そのような規定(ルール)がないことから試合は続行されたようだ。
うーんmm 最終目標のため、負けた方が良い位置にくいこめる!っと、このようなゲームをしなくてはいけないなら、初めからトーナメント方式でしたほうがいいんちゃうかと僕は思う。
実際、消化試合でする試合ほど相手に対して失礼なものはないし、見ている方も興ざめだ。
ワールドカップサッカーやWBCでも、リーグ戦の後に決勝トーナメントの方式だったが、興行的に試合を多くする為の方法といえないこともないこの方式。(プレーヤーにとってはより多く試合ができて楽しい面もあるとは思います)
みなさんはどうお考えでしょうか。

さて、教育の問題にもなりますが、これらの方法で最終目標のためなら、オウンゴールという手段を使わねばとおもわせる指導が今回問題となったことは、関係した方々にとってもスポーツ・教育とはなんぞや?を再考するきっかけとなったと思うし、また、そうしなければならないと思う。そしてこの問題がニュースとして取り上げられたことこそが、我々の良識ある行動を忘れさせない為にも重要だったと思います。

話はすこし逸れますが、西松建設事件でも見られる、自民党、民主党議員にも疑惑の目が向けられる企業献金の問題、『法律(ルール)にのっとってやっているから問題無い』という姿勢では、やはり国民の怒りは解消されませんね。

2009年4月8日水曜日

流れをかえてやろう



本日は、来る4月26日に行われる淡路市長選挙に立候補を表明している、市民にやさしい淡路市政をつくる会(市民にやさしい会)の代表世話人 松原幸作(まつばらこうさく)さんと行動を共にしました。(松原氏は午前中岩屋地区・午後からは東浦地区で街頭から訴えをしました)

簡単に松原さんのご紹介をしますと、1945年生まれ 津名中学を卒業後、家業の漁師を手伝い、その後は淡路貨物(黄色と緑のトレードマークのトラックでお馴染みですよね)で40年近く働き、労働組合の役員をつとめるなど頑張ってこられた方です。父親の病気で高校進学を断念したそうです。数年後お父様が他界し、その後多岐にわたる人生の中での苦労の数々を、ざっくばらんに聞かせていただきました(我が家にて昼食を取った際です)。本当に苦しめられている方の気持ちは人一倍、それ以上にわかる方だと思いました。

合併して4年が経ちました。現市長の一方的に市民サービス削減を推し進めるやり方への批判の多さ、また、他の立候補を表明している方も以前贈収賄で有罪判決をうけ、市民が誰を選んでいいのかわからないといわれる今、市民やさしい市政実現のため頑張ることを決意されました。

ハコモノ・大型公共事業中心ではなく、くらしや福祉に直結する公共事業・サービスに切り替え、一極集中の街づくりからどの地域にもつりあいの取れた街づくりを!

市長の退職金は現行の4年間で1692万円は受け取らず、報酬(月給)も50%カットをする!
などを実現する為に頑張ることを街頭から訴えました。

財政難を理由に住民サービスをカットしている現市長は、この4月1日から任期満了までのたった38日間だけ30%の月給カットをしました。しかし、淡路市での財政難が言われているのはここ最近の話ではないであろう。その口火をきっていた本人が任期満了前だけの削減とはどういうことであろうか?

現に議員、市職員も報酬は10%カットとなります。今後いつまでカット状態が続くかは不明ですが、だからといって住民へのサービスはカットできるものではありません。
財政難の今、住民サービスを切り捨てるのではなく、住民が納めたお金を如何に使うかが、市政のかじ取り役にかかる重大な責任です。

日本共産党も参加する「市民にやさしい会」の松原幸作さん。みなさんの幸せを作る人です 

私も今の市民に冷たい市政の流れをかえる為、全力でがんばります。

2009年4月3日金曜日

新年度になりましたね。


昨日は森漁協・仮屋漁協に日本共産党兵庫県党 福祉・医療対策委員長の金田みねおさんと共に同行しました。
昨年の明石海峡貨物事故や、燃料費高騰による対策など水産庁と金田さんとの話し合いの経過報告をするためです。
淡路の一次産業である漁業への取り組み、それに関わる方々の意見がきけ、勉強になりました。
災害や、海難事故などの対応をしっかり政府がしていくことも日本の一次産業の振興に不可欠です。
昨夜、図書館でかりた『暴走する資本主義』 (ロバートBライシュ著)を読み終えました。
超資本主義(supercapitalism)という言葉で言い表された、これまでの(アメリカ型、強いてはグローバル化した)資本主義の問題を、私達がいかに考え、いかに行動していかなくてはと意識するのにはなかなかおもしろい本でした。