2009年4月10日金曜日

ルールとモラル

今日の新聞の記事で「中学生のフットサル大会 6連続オウンゴール」という見出しが目を引いた。


予選リーグ戦の順位をだした後にトーナメント方式のどの枠に入るかを決めるやり方の中で、最終トーナメントでいかに強豪チームと当たりにくくする方法を取った為なのだが、教頭先生・コーチが指示をだしていたとのこと。審判からも注意がでたり、相手チームからも没収試合にしてくれとのクレームがついたが、そのような規定(ルール)がないことから試合は続行されたようだ。
うーんmm 最終目標のため、負けた方が良い位置にくいこめる!っと、このようなゲームをしなくてはいけないなら、初めからトーナメント方式でしたほうがいいんちゃうかと僕は思う。
実際、消化試合でする試合ほど相手に対して失礼なものはないし、見ている方も興ざめだ。
ワールドカップサッカーやWBCでも、リーグ戦の後に決勝トーナメントの方式だったが、興行的に試合を多くする為の方法といえないこともないこの方式。(プレーヤーにとってはより多く試合ができて楽しい面もあるとは思います)
みなさんはどうお考えでしょうか。

さて、教育の問題にもなりますが、これらの方法で最終目標のためなら、オウンゴールという手段を使わねばとおもわせる指導が今回問題となったことは、関係した方々にとってもスポーツ・教育とはなんぞや?を再考するきっかけとなったと思うし、また、そうしなければならないと思う。そしてこの問題がニュースとして取り上げられたことこそが、我々の良識ある行動を忘れさせない為にも重要だったと思います。

話はすこし逸れますが、西松建設事件でも見られる、自民党、民主党議員にも疑惑の目が向けられる企業献金の問題、『法律(ルール)にのっとってやっているから問題無い』という姿勢では、やはり国民の怒りは解消されませんね。

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