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久しぶりの更新となります。
ご承知の通り、この間日本共産党も参加している市民にやさしい会から淡路市長選挙(4月26日投開票)に松原幸作氏と共に奮闘して参りました。結果は当選ということには至りませんでしたが、告示2週間前に立候補を表明され、短い準備期間ではありましたが、街頭やビラなどで政策を訴え、投票者の5人に1人(20%)の得票を得たことは重要だったと思います。現市政に対するNOの声が全体では約50%近くもあったということについて、現市長は厳粛に受け止めて市政運営していただきたいものです。
選挙投票日には、松原幸作陣営の開票立会い人として開票にも参加しました。みなさんの意思表示の一票一票をもっとも間近で見るという経験もなかなかできるものではないですね。
この間経験したことを、そしてこの半数近くの市民の切実な声を市政に届けていくよう私も全力を尽くしたいと再度pump up させられました。
さて本日ですが、洲本のビバホールにて 淡路9条の会主催で小森陽一さんの講演会を拝聴してきました。小森さんは東大大学院の教授であり日本文学者。格差と貧困と平和憲法というテーマでお話いただきました。
憲法9条の重要性はもとより、一方でのなんとしても憲法9条を改憲し、日本を世界で戦争のできる国にしたい勢力の動き、手法、戦略などなど様々な角度、見方で紹介されておもしろかったです。
小森さんのお話の中での、情報操作にも関する、マスコミのメディアジャック。これは僕もまあ良くある手法かとおもっていたが、先日のくさナギ君の事件もなにか絡んでいるとの見解は非常に興味がある。彼のニュースが先行し、新聞やテレビで報道されなかった『23日に自・公両党が衆議院本会議で「海賊対処」派兵法案の採決を強行した件。』
なるほどそういった見方もいわれなければ気がつかない。メディアに受身ではダメですな。
我々も能動的に行動していかなくてはいけないのは、
戦争=一部の人が利権をえる為の道具にしかすぎない。その為に人の命やくらしは無視し、民衆をいかに欺くかだ。ということを広く世にしらせていくことが必要だと。ほんとに一部のものが金でヒエラルキーをつくり、そして、最下層の人を操り、戦争でまた儲けをつくりだすというしくみ。これを世にしらせることが、我々人類の権利と命を守り、地球環境を守り、そして人類に未来を残していくことである。その為に憲法9条をもつ日本がしっかりと世界の魁として態度をしめしていかなければならない。
その立場でこれらの運動を広めていかなければ。
講演会の全体の流れですが小森さんのお話の前には淡路市母親クラブのママさんと子供たちのダンスがありました。この子供達がわいわい元気に踊って過ごせるような平和な世界にしていかねばという小森さんの願い熱く伝わりました。